様々な種類のオルタナティブ資産や機関投資家を網羅するシャーマン アンド スターリングのプライベートキャピタル業界グループは、プライベートエクイティファンド、政府系ファンド、年金基金、インフラファンド、ヘッジファンドおよびファミリーオフィスにリーガルサービスを提供しています。

地政学的情勢や規制環境の変化により不確実性がもたらされているにも関わらず、資産クラス間の収斂は続いています。原油価格が政府系ファンドに与える影響から、様々な種類のオルタナティブ資産に対する法規制の監視強化や、あらゆる分野での競争激化まで、投資家は様々な機会を模索し続けています。プライベートキャピタル分野は、新たなセクターや地域など未開拓の可能性を求めて対象範囲を広げ、取引の戦略や資金源を多様化することで、ますます複雑化し高度化する取引に取り組む中で変化を続けています。

プライベートキャピタル分野の様々なクライアントにリーガルサービスを提供するシャーマン アンド スターリングのグローバルかつ分野横断的なチームは、プライベートキャピタル業界のファンドや投資家へのアドバイスにおいて深い知識と豊富な経験を有しています。当事務所の統合されたグローバルプラットフォームは、複雑なクロスボーダー案件を含む、世界中のファンドの組成、コンプライアンス、取引、規制および租税に関する問題ついてクライアントを支援できるユニークな存在です。

当事務所は、米国法、英国法およびEU法、さらにはフランス法、ドイツ法および香港法に基づくアドバイスを提供する資格を有し、急速に進化する非常に複雑なプライベートキャピタル業界の課題と機会についてクライアントに指南することができます。当事務所は、クライアントが必要な目的を適時に達成できるよう、ソリューション志向の実際的なアドバイスを提供することに注力しています。

当事務所は、投資分野における100年以上の経験と、ニューヨーク、ロンドン、香港、パリ、サンパウロ、東京、アブダビおよびワシントンDCといった世界の主要な金融都市の拠点をベースに、世界各地であらゆる主要な資産クラスへの投資を追求するクライアントを支援しています。

ファミリーオフィス 
シャーマン アンド スターリングは、1つのファミリーの財産を管理するシングル・ファミリーオフィス、複数のファミリーの財産を管理するマルチ・ファミリーオフィス、プライベートクライアントおよび同族経営ビジネスに対し、法律、レギュレーション、コンプライアンスおよびビジネス全般に関する世界中のあらゆるニーズに対応したアドバイスにおいて、豊富な経験を有しています。当事務所の分野横断的なチームは、同族所有や経営、その他同族利害に伴う法律やビジネス、人的な課題やその複雑性に精通しています。

当事務所は、同じファミリーオフィスは二つと存在しないという認識の下、クライアントの目標に沿ったカスタマイズされたソリューションを立案できるよう、クライアントを知り、その文化やビジネスの目的を理解することを優先しています。当事務所は、ファミリーやその投資チームが、投資ポートフォリオ、不動産保有、遺産・納税計画、従業員報酬問題および多世代にわたる課題に関連する意思決定を行うに際し、対応を指南しています。また、クライアントから信頼されるアドバイザーとして、常に高度なプライバシーを確保し細心の配慮をしながら、迅速かつ包括的なリーガルサービスを提供しています。
ヘッジファンド 
ヘッジファンド業界はここ数年、世界的に急成長を遂げ、運用資産もかつてないほど増大しています。北米市場は地理的に業界の中心地としての地位を維持していますが、欧州、アジア、そして存在感を増しつつある新興市場におけるビジネスの発展や地政学的な展開に照らすと、ヘッジファンド業界は、常に進化し続ける必要があります。

規制やコンプライアンスの問題が業界に影響を及ぼす中、ヘッジファンドとその投資家は目的を達成するために、専門的な法的アドバイスと実際的かつソリューション志向の視点を提供することができる高度に熟練したアドバイザーを必要としています。シャーマン アンド スターリングは、ヘッジファンド業界の形成に極めて重要な役割を果たした、世界有数かつ最も成功している多くのヘッジファンド会社、新興マネージャーおよびその他多くの市場関係者のアドバイザーとして、長年にわたり信頼を得ています。当事務所は、業界に生じる様々な課題を克服する方法と、その課題の対処に必要な分野横断的なソリューションを立案するための最適なチームの編成方法を熟知しています。
プライベートデットキャピタル 
ダイレクトレンディングおよびタクティカル・イベントドリブンファイナンス・チームは、国内外のファンド、ダイレクトレンダー、金融会社、その他非従来型のクレジットプロバイダーにリーガルサービスを提供する専門グループです。

当事務所は、グローバルファイナンス、キャピタルマーケッツ、ファンドおよび事業再生・倒産グループを活用し、あらゆるデットおよびエクイティ商品に関して法的ソリューションを提供しています。当事務所は、すべてのステークホルダーの期待、ニーズおよび希望を見据えながら、資本構成のエンジニアリング(およびリエンジニアリング)に重点的に取り組んでいます。

不良債権について当事務所は、複雑な資本構成に対し、斬新かつ高度にカスタマイズされたソリューションを提供します。当事務所は、不良債権につき、厳しい時間的プレッシャーの中で創造的なソリューションを見出すことで知られています。

当事務所では、業界に精通したプロフェッショナルを業務分野や地域を越えて結集させ、クライアントの最も複雑な投資案件に対して機動的、効率的かつ柔軟性のある総合チームを組成しています。
プライベートエクイティ 
今日のプライベートエクイティ業界は、絶えず変化する競争の激しい環境に対峙しています。進化し続ける規制の枠組みの中で、透明性を求める声が一層高まる一方、変動する世界経済を背景に、プライベートエクイティには機動的、実際的かつ分野横断的なアプローチが求められています。同様に、一定の業界では資産獲得競争が激しく、バリュエーションも高水準で推移しています。それにもかかわらず、待機資金は過去最高水準に達しており、投資家のプライベートエクイティに対するセンチメントはポジティブで、この業界は様々な課題やビジネスサイクルへの耐性があることを繰り返し証明してきました。

シャーマン アンド スターリングは、プライベートエクイティファンド、投資先企業および投資家へのリーガルサービスの提供に豊富な実績を有しています。ファンドの設立から、出口戦略、投資実行、投資先企業の経営陣への融資まで、プライベートエクイティのライフサイクルのあらゆる局面に積極的に関与しています。当事務所は、そのグローバルに広がる拠点と緊密なパートナーシップにより、クライアントが期限内に目的を達成し、競争の激しいオークションやその他の困難な状況下で資産を追求できるよう支援します。当事務所は、クライアントの目的を達成するために、優れたリーガルサービスおよび実際的かつソリューション志向のアドバイスを提供することに重点を置いています。
政府系ファンドおよび機関投資家 
政府系ファンドや機関投資家(特に年金基金やインフラファンド)は、大規模な不動産投資や大規模なインフラプロジェクトに至るまで、従来から伝統的な投資戦略をとってきました。しかし、最近の地政学的な不確実性を受け、投資配分とリスク管理のアプローチを再考せざるを得なくなっています。将来の世代のために富を維持し、受益者のためにリターンを得るためには、分散投資、共同投資、および業界や地域ごとの慎重な配分が重要な鍵となっています。

シャーマン アンド スターリングは、様々な投資ファンドの信頼できるパートナーとして、クライアントが望む投資戦略を理解し、最も複雑かつ重要な案件についてクライアントと密に連携しながら対応に当たっています。クライアントは、市場が変化する中で多様化を目指す場合には、新たな課題に対する革新的なアプローチを見出すために、グローバルチームのスキルと経験をご活用いただけます。