最も価値のある企業資産の中で無形資産の存在感が増している中、複雑な企業間取引において生じる知的財産関連の問題を特定し解決することが不可欠となっています。シャーマン アンド スターリングの知的財産取引部門は、次のようなあらゆる種類の企業間取引や金融取引において生じる知的財産関連の論点についてクライアントに助言しています。

  • 知的財産および技術資産の取得および売却
  • 合弁事業および共同開発のアレンジ
  • ライセンス許諾および技術取引
  • 研究開発契約
  • 負債取引における知的財産の証券化
  • 技術業務委託契約
  • 知的財産ポートフォリオ開発に関する助言
  • 知的財産デューディリジェンス
  • インターネットおよびニューメディア関連の論点

当事務所知的財産取引部門は、M&A、キャピタルマーケッツ、倒産およびファイナンス等、当事務所が対応しているほぼすべての取引についてクライアントに重要な支援を提供しており、重要な知的財産デューディリジェンスや知的財産ポートフォリオ戦略の立案等を行っています。また、コーポレート、独占禁止法、税務等を専門とするリーガルスタッフと緊密に連携し、総合的かつ分野横断的な知的財産法に関するアドバイスを提供しています。

複数の法域にわたるクロスボーダー取引や金融サービスにおいて多国籍企業を代理することは、当事務所の重要な業務のひとつです。当事務所は、ニューヨーク州、カリフォルニア州および欧州をはじめグローバルに展開する拠点を通じ、多国籍クライアントのニーズに応えるとともに、知的財産法やその世界的動向に関し高度かつ最新のアドバイスを提供することができます。また、複数の法域における事業展開に固有の知的財産や関連レギュレーション問題に関する多国籍企業へのアドバイス提供にも、豊富な経験を有しています。この分野では特に、世界的な知的財産ポートフォリオの構築・管理に関する戦略的アドバイスに注力しています。

当事務所は、厳選された採用やトレーニングを通じ、法律および技術に優れたリーガルスタッフが業務を提供する体制を確立してきました。当事務所の知的財産部門のリーガルスタッフは、化学工学やコンピューターサイエンス、生化学等の分野の学位を有し、その多くが米国特許商標庁における手続に対応できる資格を有しています。また、その多くは、大手のライフサイエンス企業やテクノロジー企業、米国特許商標庁での科学者やエンジニアとしての経歴や、ソフトウェア、消費者向け製品、メディア・エンターテインメント等の様々な領域における知的財産専門の社内弁護士としての経歴を有しています。