様々なセクターや業界の企業をクライアントとするシャーマン アンド スターリングの特許・トレードシークレット訴訟部門は、トライアルでの豊富な実績を誇り、特許訴訟のあらゆる局面で原告および被告の両方を代理してきた幅広い経験を有しています。

特許等知的財産をめぐるトライアルでの実績

シャーマン アンド スターリングの知的財産グループは、連邦裁判所および米国国際貿易委員会(ITC)での第一審や上訴審において、特許やトレードシークレットをめぐる訴訟での代理を日常的に務めています。当事務所は、「トライアルに対応できる」アプローチで訴訟に臨むことができます。当事務所のパートナーは、テキサス州東部地区および西部地区、ミシガン州東部地区、デラウェア州地区、カリフォルニア州北部地区および中部地区、ならびにニューヨーク州南部地区といった特許侵害訴訟の係属件数が多い裁判所等における訴訟をはじめ、米国全土の特許侵害訴訟で主任代理人を務めています。

テクノロジー分野での実績

シャーマン アンド スターリングの知的財産訴訟グループはテクノロジー分野の専門的知識を備えた陣容を整えており、判事や陪審団に複雑な科学的概念を説明することに長けています。このグループには、電気工学や物理学(博士号取得者を含む)、コンピューターサイエンス、化学工学、産業工学の学位を持つリーガルスタッフも所属しています。当事務所は、半導体や通信機器、自動車部品、携帯電話(無線通信規格を含む)、電池、医療機器、電動工具、航空宇宙機器等に関する訴訟を取り扱っています。

米国特許商標庁の特許審判部における勝訴

当事務所の知的財産訴訟グループは、当事者系レビュー、付与後レビュー、査定系再審査、および近年廃止されたビジネス方法特許レビュー等、米国特許商標庁の特許審判部における特許付与後の手続において、特許権者と特許異議申立人の両方を代理してきた豊富な経験も有しています。当事務所のリーガルスタッフは、特許審判部におけるあらゆる手続に関し非常に優れた実績を誇り、最先端の当事者系レビュー戦術を駆使しながら、例えば、特許の優先日に異議を唱えることにより当該特許が付与後レビューの対象とされた案件、米国特許法第112条を根拠にすべてのクレームを無効とした案件、特許権者に非侵害を認める立場を取らせた案件、米国国際貿易委員会における申立てに当事者系レビューの1年間の時効が適用されるという主張を論破した案件等、数多くの紛争案件を成功に導いています。

虚偽広告訴訟

競合他社の虚偽広告は、企業のビジネスを奪うだけでなく、企業のブランドにダメージを与え、さらには破壊することもあります。シャーマン アンド スターリングの虚偽広告訴訟チームは、クライアントの評判やビジネスを虚偽の広告や不正競争から守るための紛争対応に豊富な経験を有しています。当事務所は、虚偽広告の差止めや、不正競争によって生じた損害の賠償、不当利得の返還等を請求する連邦商標法(Lanham Act)および州法に基づく訴訟において、様々な業界の米国企業のみならずグローバルに活動する多国籍企業を代理しています。当事務所のライフサイエンス分野のクライアントとしては、先発処方薬やバイオ医薬品を製造販売するバイオ医薬品メーカー、高度診断ツールや個人用保護具を製造販売する医療機器メーカー、ならびに医療食品、機能性食品およびサプリメントを製造販売する栄養補助食品メーカー等が名を連ねています。また、消費財、食品・飲料、農業、金融サービス、製造、ハイテク分野等の企業も代理しています。当事務所は、米国内の連邦裁判所における訴訟のほか、商事改善協会(BBB)の全国広告審査局(NAD)における仲裁その他手続の対応も行っています。

また、当事務所は、虚偽広告、詐欺的な取引慣行、ならびに虚偽請求取締法および電話利用者保護法の違反の疑いに関し、クラスアクション、私人である告発者から提起されるキイタム訴訟、または政府機関による調査の対象となったクライアントを防御します。当事務所のリーガルスタッフは、訴訟対応のほか、クライアントの社内チームと協力し、マーケティング上の留意点を特定して危険を回避し、潜在的なリスクを軽減します。当事務所の以下のようなリーガルサービスを提供しています。

  • 広告のコピーや表示のレビュー等、広告およびマーケティングに関するアドバイス
  • 企業ウェブサイトやソーシャルメディアのアカウントが法令遵守しているかの確認
  • コンテストや懸賞に関するアドバイス
  • 消費者調査の設計および解釈
  • 専門的広告表現の評価および実証

シャーマン アンド スターリングは、競合他社の虚偽広告や不正競争への対応、請求や調査への対応、またはクライアントにおける規制および業界標準へのコンプライアンスの確保を含め、一層複雑化する競争環境において、危険を予測し、脅威に対応し、機会を最大化する戦略を立案するため、クライアントと緊密に協働しています。