グローバルに統合された迅速なリーガルサービス

今日の世界において、組織には、すでにデータ侵害が起きている組織と、単にデータ侵害に気づいていない組織の2種類が存在します。データ侵害が増加し、規制圧力が高まる中、事実上すべての業界のあらゆる規模の企業や組織は、データ、知的財産および資産に対する脅威について戦略的に考え、適切なセキュリティ、保護およびリスク管理を実践する必要があります。

北南米から欧州、中東およびアジアまでグローバルに展開するシャーマン アンド スターリングは、多国籍クライアントのニーズに応え、異なるデータプライバシー規制を有する様々な法域において、高度かつ最新のアドバイスを提供することができます。

新興企業から多国籍企業まで、あらゆる業界の企業幹部、プライバシー担当役員および取締役会は、極めて重要な取組みやコンプライアンス問題に精通した経験豊富なアドバイザーを求めています。当事務所のグローバルなプライバシー・データ保護チームは、金融サービス、ヘルスケア、通信、クラウドコンピューティング、オンライン小売、インターネット広告、製造等、クライアントの業界を問わず、実用的なインテリジェンスとデータに基づくソリューションを提供できるチームとして知られています。当チームは、複数の分野をまたぐ迅速な対応を行い、実践的なアプローチにより、国際的なデータ移転のためのグローバルなコンプライアンス戦略やソリューション、新製品や改良製品の発売のための製品カウンセリング、ならびにデータセキュリティ侵害関連の支援を提供しています。

業務内容

プライバシーやデータセキュリティに関する懸念は、企業のライフサイクルの各段階で発生します。シャーマン アンド スターリングのグローバルチームは、IPOの申請方法に関するアドバイスから、データの処理・取扱要件の履行まで様々な過程において、法改正のほかコンプライアンスやリスク問題の動向を注視しながら、社内・社外の脅威環境に対処するための包括的なデータ保護およびインシデント対応計画を立案するなど、豊富な経験を有しています。

当事務所のグローバルなプライバシー・データ保護業務は、コーポレートガバナンス、テクノロジー取引、レギュレーション、調査、訴訟、知的財産、金融サービスおよび資産管理の各業務における当事務所の幅広い対応能力を基盤とし、以下の主要なサービス分野においてクライアントにアドバイスを提供しています。  

  • プライバシー・バイ・デザイン
  • プライバシーエンジニアリング
  • プライバシーポリシーやプライバシー通知等のデータガバナンス
  • プライバシー影響評価
  • データ分類と営業秘密の保護
  • データライフサイクル管理
  • インシデント対応計画と机上訓練
  • 情報セキュリティリスク評価と成熟度評価

プライバシー・データ保護チーム

シャーマン アンド スターリングは、統合されたグローバルなアプローチ、豊富な経験および優れたクライアントサービスを強みとして、世界有数の訴訟、M&Aおよびコーポレートガバナンスのアドバイザーとして位置付けられています。世界25か所のオフィスに所属する約850名のリーガルスタッフからの精鋭であるプライバシー・データ保護のグローバルチームには、チーフプライバシーオフィサー(CPO)または各地の連邦検察局の検察官といった経歴を持つ者や、情報プライバシー専門家認定(CIPP)を受けた経験豊富なリーガルスタッフ等が在籍しています。次の各分野をクライアントからのニーズが高い分野と位置付けて、特に注力しています。    

  • プライバシーに関する国際基準
  • サイバーセキュリティ対策およびインシデント対応
  • 米国、欧州およびアジアにおける企業調査、訴訟、訴追および執行手続
  • 米国、英国、EUおよび世界の小売・法人向けビジネスに関する金融機関への助言および金融規制問題
  • 知的財産訴訟およびテクノロジー取引
  • 北米、欧州、中東、アジアおよびラテンアメリカの主要市場に強固な基盤を持つグローバルM&A
  • 新興テクノロジー
  • データ分析および収益化